TAMA NOTE

ラッパーとして活動中のMCシラタマのブログ

プライミング効果から知る言葉の大切さ

「言葉は自分をつくる」 

そう信じて疑わない僕はそれを友人などにも口にするのですが、今回は屁理屈と詭弁を以てして僕が何故そう思うのかを記事にしようと思います。

 

例えばライミング効果というものをご存知でしょうか。ニューヨーク大学のジョン・バルフという方が行った実験で次のようなものがあります。

大学生を何チームかに分けて、いくつかの単語群から短い文章を作ってもらいます。

ただそれだけのことなのですが、1チームだけ単語群に高齢者を彷彿とさせる単語を混ぜたらしいのです。それぞれのチームが短い文章を作ったあと別の場所に移動させられたのですが、高齢者単語チームの学生たちは他のチームよりも明らかに歩くスピードが遅かったのです。

つまり人は無意識に使った言葉に相応しい人物を体現する傾向があるという結果が出たのです。 

つまりは「私はダメなんだ」「自分は生きている価値の無い人間だ」などと口にしたり言葉にしてしまうと、自ずとそういう人間になってしまう可能性があるということです。

 

いえ、勿論これはあくまで一つの実験結果ですので必ずしもそうであるというものではありませんが、非常に興味深い実験だと個人的に思っています。というのも僕の経験則上、ネット上や仕事上で多くの方と関わってきましたがネガティブな言い回しが必要以上に多い方は周囲からもネガティブな評価を受けていることが多かったからです。

心理学は専門ではありませんが、通ずる部分はあると思います。ましてやネットならばそれが顕著に結果として出やすいです。例えば群集心理においてのバンドワゴン効果や傍観者効果などもSNSなどでは露骨なほどに結果として現れているのではないでしょうか。

前述のプライミング効果もそうでありますし、神道の概念で言霊というものがあります。言霊は有名かと思いますが自分の意思を声に出して言うことを言挙げと言いまして、自分の慢心によるものだった場合には悪い結果が返ってくると長い間信じられてきました。日本においての言葉の使い方は心の在り方を示すものでもありましたし、海外においてもマナーや成長への影響という観点から子供に「良くない言葉を使うな」と教育する家庭も多いです。無意識に人々は言葉というものを大切にしておりますし、それはこれから先の情報が増えていく社会においても大切なことだと僕は信じております。

 

別に誰がどんな言葉使いをしても自由ではあるのですが、それでどんな結果が返ってきても知りませんよ……というお話です。