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集え。デザイナーという仕事の現実を教えるぞ

日記

デザイナーという仕事をしていると言えばさぞかしお洒落でアーティスティックな仕事をしているのだろうと連想する人が結構いたりするけど、僕に言わせればそんなことないから。デザイナーはみんな汗まみれで、眠気と疲労に耐えながらボロ雑巾みたいになりながらもパソコンに齧りついている。

 

例えばデザイナーと一口に言っても色々なデザイナーがいるんだよね。DTP(印刷物)、WEB、ファッション、空間、ゲームデザイナー。色々なデザイナーがいる中で僕はWEBとDTPを主に仕事しているわけなんだけど、もう毎日地獄よ。例えば今この記事を読んでいる君はペットボトルか缶か近くに無いかい。あるならそれの成分表示を見てごらん。文字と文字の間に変な隙間があったりするかい。無いだろ。文字が四角形で囲まれているデザインだったなら、その縦と横の間隔は均等だろ。それどころか文字と文字の間隔さえも均一だ。行間さえもそう。誤字も無い。それ、全部デザイナーの仕事な。僕らデザイナーってそういう「普通こんなところじっくりと見ねぇよ」という場所を毎日見ている。0.1ピクセルでもデザインがズレていたら直すし、客や上司から殺されるんじゃないかって勢いで怒られる。電車の広告だって乗客が何千人いたとして、その広告をじっくりと見る人は百人にも満たないかもしれない。それでもデザイナーはその広告をつくるために命削ってるわけ。なぜかって、そりゃデザイナーしか出来ないからよ。プロだからよ。

 

もちろん気が遠くなるような事だって毎日のように行うから、色々と具合が悪くなってしまう人間も会社に出てくるわけよ。以下、書き綴ることはウチの会社であった実話な。

 
◆女性社員の頭がバグって女子トイレ破壊
◆文字を形としか認識しなくなり一時間ぐらい文章が読めなくなる
◆「定時と終電の間の時間は心を無にする」と悟りを開く新卒が爆誕
◆自販機でコーヒーを買い、なぜかそのままトイレに直行してコーヒーの中身をトイレに捨てる
◆朝に「風邪ひきました」と上司に電話するも「何時頃来れそう?」
◆オフィスの自販機の半分はカフェインを含んだ飲み物(残りは水とお茶)
◆先輩、「デザイナーの三大栄養素はカフェインとニコチンとアルコール」と名言を残す
 
これらはほんの一部ね。もっとひどいところならもっとインフェルノだよ。「終電を超えてからが本番」って言う社員までいるぐらいだよ。僕が前にいた会社なんて朝に出勤したらデザイナーが給湯室にいてキュキュットで髪洗ってたよ。
 
「すっげぇよこれ! 髪の毛の汚れもキュキュっと落ちてる!」
 
もちろんそのデザイナーはそういう生活ばかりしてたから頭皮が本当にキュキュッとしちゃったんだけどね。どうだい。この話を聞いてもデザイナーってお洒落だと思うかい。体臭さえしなければ良い的なラインで清潔さを保っている死に物狂いの獣たちをお洒落だと思うなら君はたぶん原始時代の世界が原宿に見えるんじゃないかな。ちなみに僕はデザイン業界に入って2回入院しているよ。それでもデザイナーという仕事を続けている。
 
 
なんでかって?
 
 
 
そりゃ「僕、デザイナーやってる」って言ったら
 
 
 
 
 
お前らお洒落だって言うじゃん?
 
 
辞めたい
 
 

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